FB1-13.

FB 運用方法

1日に必要な予算はいくら?

最初の目安としては1日5,000円の広告費をかけましょう。

予算をもっと減らしても大丈夫?

1日の予算を5000円にしている理由ですが、
本当のところを言うと、2000円でも問題無いのですが、
予算が少なくなると、リーチする層も減り、
広告の検証がうまく進まないという状態に陥ります。

つまり、偏ったユーザーに広告が配信されてしまい、
検証が不十分となり、ブラッシュアップの精度が悪くなるため、

・反応が出ていた文章が、実は刺さらない箇所だった
・反応が悪いと思っていたら、実は読まれている部分だった

という矛盾が生じる可能性が高まります。

ですので、出来れば最初から
広告費は多めに設定しておいたほうが

ブラッシュアップの精度も高まるので、
最低でも1日5000円の予算は覚悟しておきましょう。

※赤字になる恐怖や不安はありますが、
ASPの締め日までに黒字化させれば問題ありません。

コツコツ黒字Ver.の運用方法の流れ

キャンペーン、広告セットを作成する(予算1000円)

キャンペーンを作成します。(まずは1つ作成)

キャンペーンを開始する際の注意点ですが、
Facebook広告は基本的に日予算を24:00に
向かって使い切るように配信されます。

仮に23:50に配信を開始してしまうと
10分間で予算を使い切る動きをしてしまいます。

なので、配信を開始するのであれば
24:00を超えてからにしましょう。

ターゲットの設定に関しては、
なるべく絞りすぎないようにしてください。

あまりピンポイントに絞りすぎると配信が出なくなってしまうので
「女性、30歳以上」などざっくりな設定の方が良いです。

メインテキストの切り口を変えた広告を5~6つ作る

画像(当たり障りのないもの)を固定にし、
切り口を変えたメインテキストを5~6つ作成します。

【切り口のパターン例】

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価格をメインにした切り口

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割引価格をメインにした切り口

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簡単さの切り口

・日常のお手軽ストレッチだけで魅力的なくびれを作る方法とは!?
運動もしたいけど、手軽なのが良いという切り口

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ストーリーも含めた切り口

最初から画像のテストをすると、
アカウントが停止(垢BAN)されやすいため、
まずはFacebook側への信頼残高を構築します。

合計5つのキャンペーンを作成する

この時点では、

・キャンペーン1つ
・広告セット1つ
・広告5つ

という状態なので、キャンペーンを複製し、
合計5つの全く同じキャンペーンを用意します。

なので、

・キャンペーン5つ
・広告セット5つ
・広告30個

これで1日配信してみます。(日予算の合計5,000円

ブラッシュアップ

各キャンペーン内の広告の中で、CTRが一番高いものを残し、他の広告は停止

翌朝、作成した各キャンペーンの中から
CTR(広告のクリック率)が一番高いものを残し、他は配信を停止します。

【ポイント】
1日の予算が低い場合、広告が殆ど配信されないことがありますが、
広告が配信されていなくても、CTRが低ければ広告は停止します。

この時点で、各キャンペーン内には、
広告が1つ残っている状態なので、
合計で5つの広告が配信されている状態となります。

1日~2日経過後、CTRが高い広告を1~2個残す

さらに1~2日経過して、
一番CTR(クリック率)が高い広告を1~2個残し、
最終的に一番CTRが良い広告を残します。

※広告を停止したら、その広告があるキャンペーンも同時に停止します。

残ったメインテキストの切り口が、一番反応の良い切り口ですので、
記事もメインテキストの切り口に沿った内容に修正します。

この時点で、

・キャンペーン1つ
・広告セット1つ
・広告1つ

という状態になるため、
キャンペーンの予算を5000円に変更します。

まだ1~2日しか経過していませんが、
既にユーザーが記事に訪問しているため
ヒートマップを見て、反応の良し悪しを確認して
同時に記事も修正していきます。

クリエイティブの画像をテストを開始する

メインテキストを固定にし、次に画像のテストを行います。

画像は、Facebook広告のポリシーを
遵守することが大前提なのですが…

以前よりもFacebook側の審査が厳しくなっているため、
一気に5個以上の画像テストを行うと、
いずれかが引っ掛かりBANとなった場合に、
どの画像が問題だったのか分からなくなることがあります。

ですので、1日5個くらいの画像テストに留めておいた方が無難です。

※明らかに問題のない画像でしたら、いくつテストしても大丈夫です。

広告配信拡大

各広告セットで動画のテストも開始する

見出し&テキスト&画像のテストをして
反応の良いクリエイティブが出来たら、
最後に動画のテストをします。

※動画は最もアカウントがBANされやすいため、
慎重にテストしてください。

予算を少しずつ上げる

反応の良い広告クリエイティブが完成し、
黒字化するようになったら、広告予算を少しずつ上げていきます。

ここで注意したいのが、一気に広告予算を上げてしまう事です。

急激に予算を増やすと、正常に広告が配信されているように見えるものの、
私たちには見ることが出来ないFacebook側での審査が行われています。

※1日の予算を消化しきれない場合は、
裏でFacebook側が審査している場合があります。

ですので、1日の予算(広告費)を上げる場合は、
5000円~1万円程度で少しずつ上げるようにしましょう。

CTRの目安について

広告クリエイティブで目安にするCTR(クリック率)は、
どれくらいが良いと呼べるのかという判断は
商品の報酬単価によって、まちまちなので、
一概に「〇%です」とは言えません。

僕の経験上、CTRが2%台でも記事の反応が良いときは、
商品成約に至り、黒字化しましたが、
僕はだいたい、4%以上を目安にしています。

ただし、広告クリエイティブをブラッシュアップすることで
記事への流入(PV)も増えるため、より黒字化しやすくなるので、
納得のいくまでテストするのが一番です。

以上が、運用方法となります。

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