FB 広告費支払いの設定方法
Facebook広告では、広告を配信する前にやっておかないと、
後からトラブルが発生する設定があります。
それが広告費の支払い方法です。
今回は、そんなFacebook広告費の支払方法にて
・思わずやってしまうトラブル
・正しい広告費の支払い方法設定
についてお話しします。
Facebook広告の支払方法にまつわるトラブルとは
Facebook広告は、広告費の支払い方法を事前に設定した上で、
広告を出稿しないといけないのですが、
事前に広告費の支払い方法を「ある場所」で設定しておかないと、
広告を出稿するタイミングで、支払い方法の設定画面が表示されるため、
広告アカウント毎に、各々の支払い方法を設定してしまいがちです。
この設定方法の何がダメなのか?というと
広告アカウントに紐づいた支払い方法は、
1度でも広告アカウントがBAN(停止)されてしまうと
以降、他のアカウントでも使用できなくなってしまうのです。
※つまり、支払い方法もBANされるということです。
Facebook広告費の支払い方法の種類
Facebook広告費の支払い方法は以下の3種類から選択しますが、
・クレジットカード
・デビットカード
・paypal
広告アカウントがBANされることにより、
アカウントに紐付いているクレジットカードや
デビットカードの番号が使用不可となるため
別のアカウントで広告を出稿しようと思っても、
そのカード番号や、paypalアカウント自体が
ブラックリストとして登録されているため、使用できません。
そのため、以下のような対策法を講じる方も多いのですが、
・クレジットカードを量産する
→管理が大変
・クレジットカードやデビットカードの番号を変える手続きをする
→何度もやると怪しまれる
・paypalのアカウントを新たに作り切り替える
→確定申告時や決算時に、税務署から目を付けられる
上記のような、別の問題が後から発生します。
ですが、実は、広告アカウント毎に支払方法を設定せず
ビジネスマネージャーの「ある場所」から支払い方法を設定すると
広告アカウントがBANされても、
支払い方法自体は被害を受けずに済むのです。
Facebook広告費の【正しい支払い方法】の設定
では、「正しい支払い方法の設定はどこからするのか?」というと、
ビジネスマネージャーのメニュー内にある『ビジネス設定』から設定できます。
ここから支払い方法を設定すると、
ビジネスマネージャー(ツール)全体を通しての支払い方法が設定されるため
広告アカウントがBANになっても、支払い方法は被害を受けません。
※ビジネスマネージャー内の全アカウントがBANされるとダメになる場合もあります。
※Facebookのシステムは、日々バージョンアップしているため、この限りでない場合もあります。
↑時と場合によって、コロコロ変わります。

ビジネス設定画面が開いたら『支払い』をクリックします。
すると、以下の画面が表示されるので【支払い方法を追加】をクリックします。

ビジネスマネージャーで設定できる支払い方法は
クレジットカードのみとなるので、以下のウィンドウが開いたら、
任意のクレジットカード情報を入力し、【次へ】をクリックします。

設定した任意のクレジットカード情報が支払い画面に表示されたら、
支払い方法が登録されました。
※表示されない場合は画面を更新してください。

この時点では、まだ広告アカウントの支払い方法が設定されていないため、
広告アカウントにこの支払い方法を紐づける必要があります。
上記の画面右下に表示される
「広告アカウントを選択し、広告マネージャーを使用して
主要支払い方法を変更します」をクリックします。
すると、ビジネス設定の
『アカウント > 広告アカウント』の画面が開くので
以下画像の赤枠部分(支払い方法を表示)をクリックします。

支払い設定の画面が開いたら、
設定したい広告アカウントであるかを確認して、
【支払い方法を追加】をクリックします。

支払い方法を選択する画面が開いたら
『ビジネスマネージャーの支払方法』を選択し【次へ】をクリックします。

『支払い方法を編集』という画面が開いたら
表示されているクレジットカード名を確認し、
【メインの支払い方法にする】をクリックします。

広告アカウントの『支払い設定』に
ビジネスマネージャーで設定したクレジットカード情報が
表示されていれば設定は完了です。

以上で、支払い方法の設定は完了です。