GDN-① 広告文作成
レスポンシブディスプレイ広告は検索広告にある
「レスポンシブ検索広告」と同じ要領で作成してください。
複数セットした見出しや説明文をGoogleが機械学習で
最適な組み合わせで表示してくれるようになります。
検索広告の広告文はキーワードを基準に広告文を考えていましたが
ディスプレイ広告はキーワードがない上に潜在層ユーザーを対象にしています。
なので広告文の作り方も難易度が上がります。
検索広告はキーワードをもとに検索してくる顕在層ユーザーなので
まったくクリックされないなんてことはほとんどありませんが、
ディスプレイ広告は1000回、2000回と広告が表示されてもクリックされないこともあります。
どれだけ遷移率の高い記事を書けたとしても、
そこにユーザーを誘導できなければ意味はありません。
また、ディスプレイ広告とは言っても
テキストだけ表示される広告もあります。
なので、テキストだけでも意味が通じるように作らないと、
テキスト広告が表示されたときに成立しなくなってしまいます。
「画像」ありきで「テキスト」を考えてしまいがちですが
広告文を作成する時はテキストだけでも内容が分かるように作成しましょう。
広告文作成の小技
①具体的な数字を入れる
商品の値段を「1ヶ月3,000円」というより
「1日たった100円」という方がお得に聞こえます。
例:1日たった100円、30日間無料、など
②ターゲットを絞る
性別や年齢などを絞り込む方法です。
これは自分に関係している広告だと思わせることができればクリック率も上がります。
売りたいターゲットを絞り込み、そのユーザーが広告を見たとき、
「ハッ」と自分のことだと気付かせる広告文を心がけましょう。
例:50代の方必見、43歳主婦、など
③変化後を想像させる
この商品を使うとどうなれるのかをイメージさせます。
「どうなれるのか」が重要です。
ただ、薬機法があるので効果効能の表現には注意しましょう。
例:毎日飲んだらこんなにお腹周りが…
このようにテクニックは色々ありますが、
これだけでは良い広告文を思いつくことは難しいです。
結局、「どれだけ広告に触れるか」です。
色々な広告に触れてボキャブラリーを増やしていきましょう。
ABテスト
検索広告よりもABテストには力を入れなければいけません。
GDNの場合、検索広告では考えられないほど広告が表示されますが
顕在層ユーザーではなく潜在層ユーザーなので
表示回数の割にクリックはほとんどされません。
GDNではクリック率の平均は0.6%です。
つまり1000回配信されても、興味を持って広告をクリックしてくれるのは
せいぜい6回程度ということです。
・0.6%を超えていれば普通以上。
・0.6%以下であれば改善すべき
このように考えましょう。
アプローチする相手が主に潜在層ユーザーなので
いかに目に留まるか、気が付いてもらえるかが鍵となってきます。
検索広告でもABテストはしてきているとは思いますが、
検索広告以上に試行錯誤して最強の広告文を作っていきましょう。