FB アカウントについて
Facebookには似たような名称のサービスが多々あるのですが
中でもややこしいのが「●●アカウント」と呼ばれるものです。
通常、僕たちが投稿するFacebookでも
1人につき、1アカウントが付与されていますが、
今回説明するアカウントは、通常のFacebookとは別物で
広告を運用するためのアカウントだと思ってください。
Facebookサービスの仕組み

Facebookで広告運用をしたことが無い方は物凄くややこしいので、
まずはアカウントの違いからお話ししたいと思います。
通常のFacebookとビジネスマネージャーは何が違うのか
僕たちが普通に使うFacebookでは原則として、ビジネス利用が禁止されています。
ですので、ビジネスとしてFacebookを活用する場合は、
Facebookページor広告アカウントを作成してビジネスの発信をしていきます。
一般のFacebookアカウントには
個人利用分の(個人)広告アカウントがあるのですが、
こちらは、1人につき1つしか付与されません。
※つまり、複数の個人アカウントは作れないのです。
そこで必要になってくるのがビジネス用の広告アカウントです。
ビジネス用の広告アカウントを作成するには
『ビジネスマネージャー』という、
ビジネス専用の広告ツールの開設が必要になります。
ビジネスマネージャーは、通常のFacebookからは作成することが出来ず、
以下のページから作成します。

ビジネスマネージャーはいくつ作れる?
ビジネスマネージャーは、
通常のFacebookから開設できないのですが
Facebookアカウントと紐付くため、
1人につき、2つまで開設することが出来ます。
※人に権限を譲渡しても、2つ以上は作れません。
ビジネスマネージャーを開設しただけでは
まだ、広告を出稿するためのツールを使用する権限を得ただけですので
ビジネスマネージャー内で広告アカウントを作成する必要があります。
1つのビジネスマネージャーで作成できる
広告のアカウント数は、初期段階では5つまでですが
広告を出稿し、広告予算を使ったり、信頼実績が詰まれると、上限数が増えていきます。
ただし、ビジネスマネージャーを開設した時点で
5つの上限が設定されているからといって
初期段階で広告アカウントを1~4個までしか作成していないと
作成したアカウントで何らかの問題が発生し
アカウントがBAN(出稿停止)されてしまうと
新たにアカウントを作成することができなくなってしまうので注意が必要です。
個人アカウントで広告を出稿しても良いの?
通常使用するFacebookアカウントに
最初から作成されている個人アカウントで
広告を出稿することもできますが、
個人アカウントでBAN(広告出稿停止)をされてしまうと
その後、ビジネスマネージャーを作成しても
管理者の個人アカウントがBANされた経験があるため
Facebookから目を付けられやすくなってしまいます。
※BANされやすい状態になる。
とはいえ、僕自身、最初は個人アカウントで広告を出稿していましたが、
BANされた後もビジネスアカウントで広告を出稿しているため
運用する分には問題ありません。
ですが、ビジネスアカウントがBANされた際に、
Facebookへお問い合わせをすると
BANされた実績について問題視されることが多々あるため、
個人アカウントで広告を出稿するのは避けた方が身の安全を確保できます。
また、Facebook広告独自のデータを蓄積していくシステムとして
『ピクセル』というものが存在するのですが、
『ピクセル』には学習機能があり徐々に、
成約しやすいFacebookユーザーに広告を配信してくれます。
個人アカウントでBANされてしまうと、
別アカウントに『ピクセルデータ』の共有ができなくなるため、
広告の再開に手間取ってしまいます。
※ビジネスアカウントであれば、BANされた後でも
『ピクセルデータ』の共有が出来ます。
まとめ
Facebookで物販記事の広告を出稿する場合は、
ビジネスマネージャーを開設した後、
ビジネスアカウントを作成して、広告を出稿します。
個人アカウントでも広告の出稿は出来ますが、
BANされた場合に、面倒臭い自体が発生するため
最初からビジネスアカウントで広告を運用するようにしましょう。