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ヒートマップ(改善)【上級②】

ヒートマップで計測すると、どこまで読まれていて、
どこが重点的に読まれていているかを見ることができます。

計測をし始めてから50PV以上溜まったら少しずつ改善していきましょう。

 

※改善した後に反応が悪くなった場合、
戻せるように元の記事は必ず残しておきましょう。

 

改善方法

2段目でガクッと数値が落ちている場合

 

ファーストビューは誰もが見る画面なので当然100%ですが、
2段目が70%以下だと低い分類に入ります。

 

この場合は、サイトの先頭で興味を引けていない可能性があります。

 

ユーザーは広告文を見て入ってくるので、
広告文とサイトがマッチしていないと
自分の知りたい情報は載っていないと判断して離脱してしまいます。

 

広告文とマッチさせるには、主に

 

・サイトタイトル
・画像

 

を変更すると良いです。

または広告文自体をサイトに合わせることです。

 

どちらを変更してもサイトと広告文の整合性は意識しましょう。

 

サイトタイトルは広告文と全く一緒ではなくてもいいですが、
広告文で強調していることは必ず入れておきましょう。

 

画像はネガティブ(変化前)よりも
未来を想起させるためにもポジティブ(変化後)の方が
スクロールする傾向にあります。

 

ファーストビューで離脱率が大きいのは
そもそも記事を読んでもらえていないので
早急に改善するようにしましょう。

2段目は80%以上が望ましいです。

 

途中でスクロール率がガクッと下がって、
そのあとは緩やかに下がっている場合

 

読まれているサイトはスクロール率が
いきなり下がるのではなく徐々に下がります。
(または高いまま下がります)

 

途中で15%以上落ちている場合は
その箇所が原因で離脱している可能性があります。
リンクがある場合は問題ありません

 

何が原因かは記事によって異なりますが、
「いらない情報・関係ない情報が出てきたから離脱」というケースが多いです。

 

改善の施策としては、
その離脱が激しいブロックを削除することです。

※ただし、削除したことによって
次の文章とのつながりが不自然にならないようにすること。

 

スクロールヒートマップは下に行くにつれ%が下がっていきますが
最終のリンククリックまで少なくとも20%は残っていると良いです。

30%以上あればかなりいいですし、40%以上は超優秀なサイトです。

ぜひ参考にして改善していってください。

 

スクロール率は最後まで20%以上残っているけど、
リンクをクリックされていない場合

 

今一度自分の記事の最後にある、
クロージングの部分を見直してみてください。

 

・公式サイトに自然な流れで誘導できているか?
・リンクを設置しているボタンやテキストが見えにくくないか?
・売り込み臭を出しすぎていないか?

リンクをクリックされない場合は、この内容が当てはまることが多いです。

 

「売り込み臭」に関しては、出しすぎていても
それで売れていれば修正する必要はありません。

もしも誘導率が悪い場合は、
売り込み臭を少し抑えてみてください。

自分の記事の中で売るわけではないので、
公式サイトに「誘導」することを意識しましょう。

 

ちょっとした改善

リンクをクリックされていない場合の改善施策になります。

 

◆テキストリンクは「太文字」「アンダーバー」「青色文字」

 

このように文字を装飾しないと
それがリンク付きかどうかユーザーは分からないので
クリックすることもありません。

他の文字とは明らかに違う、リンクがある
ということを伝えるように意識しましょう。

 

◆サイト中盤あたりで公式誘導するなら「テキストリンク」で「右側」に。

 

人は無意識ですが、左が「戻る」右が「進む」と判断していることが多いです。

実際パソコンやスマホのブラウザも
左が「戻る」で、右が「進む」になっています。

なので、ユーザーに「次に進む」を
直感的に理解してもらいたいので「⇒」を使います。

また、右に寄せるのは、ほとんどのユーザーが
スマホで見ることが多く、右利きの人が多いので
「右利きの人がスマホでクリックしやすい右側」に寄せておきましょう。

 

◆最後のリンクは「ボタンリンク」

 

最後は締めとしてボタンリンクを使用した方が
クリック率は良い傾向にあります。

※ボタンをHTMLで設置できない場合は
ボタンを画像で作成してリンクを埋めて使ってください。

記事の途中はさりげなくリンクを入れますが
最後はきちんとボタンで締めくくるようにしてください。

 

ヒートマップを使った改善については以上になります。

ヒートマップは記事を改善するのにとても役立つツールで
記事の熟読率やスクロール率が見れるようになれば
どこを改善したらいいかが見えてきます。

今回上げた改善例以外にも
ヒートマップを見ていると色々な改善案が浮かんでくると思います。

改善に正解は無いので、ヒートマップを活用して
どんどん解析をしていきましょう。

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