案件の選び方
※関連キーワードでの案件選定になります。
アフィリエイトをするにあたって案件に取り組んでいくのですが
案件は何でもいいというわけではありません。
PPCアフィリエイトは広告費をかけて売り上げを出していくので
当然ですが広告費よりも売り上げを多く出さなければ赤字になってしまいます。
しかも案件は山ほどあり、全てが売れる案件ということはありません。
売れる見込みのない案件に力を入れたところで
時間や広告費の無駄になってしまいます。
なので、少しでも売れる可能性のある案件に取り組んだ方が良いということです。
しかし、これから説明する「案件の選び方」を取り入れたら
絶対に売れる案件を探せるというわけではありません。
結局のところ本当に売れるものかどうかは
取り組んでみないと分からないことではあります。
少しでも売れる案件に巡り合う確率を高める方法の一つとして考えてください。
逆に案件選定の基準に満たなければ、
それは売れない可能性の高い案件と言えるので
取り組む時間や広告費を無駄にしなくて済みます。
記事を書くにも広告運用していくにもを第一は案件なので
しっかりとした選定基準をもって案件を選んでいきましょう。
案件のカテゴリ
まず初めに案件のカテゴリは大きく分けて2つあります。
①商品購入系
(美容、ダイエット、健康食品、食料品、ファッション、家電など)
(例)ダーククレンズ
【メリット】
特に「美容商品・健康食品」などの
コンプレックスに対して訴求する商品は売れやすい傾向にあります。
登録系よりも案件が続々と出てくるので
売れる商品に当たる確率も高いです。
単価や承認率も高いのは魅力的です。
【デメリット】
人体に影響を及ぼすとされるコンプレックスを訴求する案件は
薬機法(旧:薬事法)に注意しなければいけません。
こちらは厚生労働省が出している薬機法についての資料になります。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000059731.pdf
広告をするにあたり特に該当しそうなのが
「治る」とか「痩せる」という確実な言い方で
効果を保証するような表現をするのはNGです。
(NG:これを使えばニキビが治ります、これを飲めば1ヶ月後には-10kg減量します)
Google広告はYahoo!広告に比べて薬機法はそこまで厳しくないですが、
それでも審査に通らない場合があります。
最近では広告の誇大表現で指摘を受けているニュースもよく見ますし
嘘の表記やフェイク広告など、広告の表現は色々と問題視されているので、
常識の範囲内で表現するように注意しましょう。
②登録、申し込み、資料請求系
(クレジットカードの申し込み、査定、口座開設、会員登録など)
(例)楽天証券
【メリット】
商品購入系のような表現に注意する必要はないです。
(それでも嘘や誇大広告はNG)
【デメリット】
登録や資料請求なので報酬単価が低く、承認率もあまり良くない。
広告費をかけて売り上げを出すPPCアフィリエイトだと
単価や承認率が低い案件で黒字を出すのは相当難しいことです。
商品購入系は薬機法に注意しなければいけないデメリットがありますが、
それでも登録系より単価が高い案件や承認率が高い案件が多くあるので、
登録系の案件より取り組みやすいかと思います。
広告費をかけるなら当然利益を出さないと続けられないので
まずは「商品購入系」の案件を取り組むようにしましょう。
※Google広告はアダルトや武器、電子タバコなどの
性的コンテンツや危険な商品やサービスの案件は扱わないようにしてください。
案件の報酬単価
だいたいの目安ですが、
2,000円~7,000円
この報酬単価の案件に取り組むようにしましょう。
あまり単価が低すぎてしまうと
薄利多売になって利益を出すことが難しくなってしまいます。
逆に単価が高い案件は
売れにくい理由があるから高単価に設定されていますし
広告費も高くかけないといけなくなってしまうこともあります。
それで承認率が悪かったら大赤字です。
利益を出せるようになるまでは、
2,000円~7,000円の報酬単価の案件に取り組みましょう。
報酬単価が%の場合
%で表記されている報酬単価は
そのサイトで購入された金額の○%になるので
安定しない報酬になります。
仮に報酬5%の案件に取り組んだ場合、クリック単価は同じ50円でも、
・10,000円の購入⇒報酬500円
・5,000円の購入⇒報酬250円
同じ広告費を使っても得られる報酬が異なってきます。
なので、あらかじめ単価は低く設定する必要があります。
キーワードにもよりますが
目安は20円以下で始めるようにしてください。
知名度チェック
扱う案件の検索ボリュームが小さすぎると
売れる以前に検索もされなく広告を見られることもありません。
なので、扱いたい案件があったら、
まずは知名度として検索ボリュームを調べてみましょう。
知名度を調べるのに役立つツールはこちらです。
Google広告:キーワードプランナー
月間平均検索ボリュームが「300」以上
キーワードプランナーに商品名を入れるだけです。
その商品の検索数が多ければ多いほど
それだけ認知されているということになります。
つまり、売れる可能性も高いということです。
※あくまで300は最低ラインとして考えてください。
案件の選定については以上です。
アフィリエイトにおいて案件選定は重要です。
数千件という山ほどある案件の中には
売れる商品もあれば売れない商品も当然あります。
その中で売れる商品を見つけていくのがアフィリエイトです。
最初のうちは分からず、時間や広告費を
無駄に使ってしまうこともあるかもしれません。
初心者がやることはまず「売れているものを売ること」です。
「売れていないものを売る」のは上級者のすることです。
まずは売れているものを売って
それで経験を積んでいきましょう。