6-9.関連ワード手法

広告文の考え方(レスポンシブ広告)【上級①】

Google広告にはテキスト広告の他に
レスポンシブ検索広告」というものがあります。

 

レスポンシブ検索広告とは、
広告見出し・説明文を複数用意しておくことで
Google側で判断した最適な組み合わせの広告を
ユーザーに提示できる広告形式のことです。

 

あらかじめセットしておける広告文の数はこちらです。

広告見出し:最大15個
説明文:最大4個

 

設定した広告見出しや説明文は
基本的にどの位置で表示されるかはGoogle次第です。

なので、本当は広告見出し1で出してほしいような見出しも
広告見出し3で表示されることもありますし、
つながりのある2つの説明文も前後する可能性があります。

 

もし意図しない位置に表示されたくない場合は
見出しや説明文の入力位置にカーソルを合わせると
ピンマークが出てくるので、そこから位置をピン止めすることができます。

 

ただし、ピン止めをいくつもしてしまうと
レスポンシブ検索広告のメリットでもある
組み合わせパターンが大幅に少なくなってしまうので
ピン止めは控えるようにしましょう。

 

広告の有効性

レスポンシブ検索広告には
テキスト広告にはない「広告の有効性」というものがあります。

 

これは書いてある通り、
広告見出しの数、キーワードが入っているか、独自性があるかを見て
広告の有効性を判断されています。

 

なので、広告の有効性を上げるなら
関連性のある広告見出しと説明文をできるだけ多く追加することです。

 

この項目を目安として参考にしてください。

 

・少なくとも8~10個の広告見出しを用意
・類似したフレーズを使用しない
・設定キーワードを少なくとも2つの広告見出しに含める
・独自性のある説明文を2つ以上用意

 

「独自性」の基準は公開されていませんが、
テキスト広告の作り方で説明した広告文の考え方を使えば
独自性にチェックが入る可能性が高いです。

広告の有効性は「良好」または「優良」の評価が得られるように設定しましょう。

 

レスポンシブ検索広告の作り方

広告見出しも説明文も
基本的な広告文の考え方はテキスト広告と同じです。

 

ただ、テキスト広告よりも
多く文章を用意しておかないといけないので
表現に困ることもあると思います。

 

そういう場合は
ライバルの広告文をリサーチしたり
公式サイトで使われている表現を見てみると
ヒントが得られます。

※ライバルの広告文を丸パクリしても
成果はあがらないので参考程度にしましょう。

 

それでも表現に困った際はこちらを参考にしてみてください。

 

【新しさ】
「最新の○○」「今までにない」

【質の高さ】
「○○がギュッと凝縮」「高品質な○○」

【限定性】
「○○限定」「ここでしか手に入らない」

【簡易性】
「○○するだけ」「たった○分で」「自宅で」

【欲望】
「○○したくなる」「○○したい」「○○と言われたい」

【目立たせる】
「マジ」「ヤバい」「【衝撃】」など

【代名詞】
「○○にはコレ」「コレを使ったら~」など

【緊急性】
「今なら」「今すぐ」「今が」「本日まで」

【トレンド】
「今話題」「TVやSNSで話題」「雑誌で特集」など

【問いかけ】
「知りたくないですか?」「~しませんか?」「まだ○○してるんですか?」など

【未来をイメージ】
「○○だった私が○○に」「○○をしたら○○になった」など

【方法】
「○○の方法」「○○のやり方」など

【続きはこちら(先が気になる)】
「それは…」「すると…」など

【否定】
「(別商品)は買うな」「(別の方法)はやるな」
※過激な表現はNG

 

レスポンシブ検索広告の説明は以上です。

レスポンシブ検索広告はGoogleの判断なので
テキスト広告よりも簡単に作れると思います。

 

一見、初心者向けに見えますが、
文章を考えないといけないテキスト広告を理解していないと
レスポンシブ検索広告を使いこなすことはできません。

今まで作ってきたテキスト広告を分解するように考えて
レスポンシブ検索広告を作ってみてください。

 

レスポンシブ検索広告はGoogleが最適化をするので
パフォーマンスが良いように思えますが、
それでもテキスト広告の方が反応が良いときがあります。

 

テキスト広告、レスポンシブ検索広告、
どちらが良いかはテストしてみないことには分かりません。

なので、

・テキスト広告 2つ
・レスポンシブ検索広告 1つ

計3つを同時に配信して反応が良い広告を残すようにしてください。

レスポンシブ検索広告も使いこなせるようにしましょう。

無料でメルマガ購読する
無料でメルマガ購読する